脚がむずむずして動かしたくなる、脚がほてる、脚の内部に虫が這うような不快感を覚えて眠れない…。そんな脚のトラブルを感じていませんか?
それは、もしかしたら「むずむず脚症候群」かもしれません。
むずむず脚症候群は、医学的には「レストレスレッグス症候群」(RLS)と呼ばれています。不快感を覚えるのは主にふくらはぎや太ももなどですが、腹部やお尻、肩、腕、顔などの場合もあります。症状が現れるのは夕方から夜が多く、なかなか思うような睡眠を摂れずに悩んでいる方も多いようです。
むずむず脚症候群の4つの必須診断基準は
1. 脚を動かしたいという強い欲求が不快な下肢の異常感覚に伴って、あるいは異常感覚が原因となっておこる
2. その異常感覚が、安静にして、横になったり座っている状態で始まる。あるいは増悪する(より悪化する)
3. その異常感覚は運動によって改善する
4. その異常感覚が日中より夕方や夜間に増悪(より悪化)する
むずむず症候群の原因
現在はっきりとした原因は解明されていませんが、次の3つが仮説として考えられています。
1.ドパミン機能障害:これまでの研究で、むずむず脚症候群には中枢ドパミン機能障害が関与しているのではないかと考えられています。ドパミン欠乏もしくはドパミン受容体機能異常であるとの仮説が報告されています。
2.鉄代謝異常:ムズムズ脚症候群では脳内の鉄異常が生じている可能性があると報告されています。中枢神経系における鉄の貯蔵と輸送に問題があるということです。 鉄代謝には日内変動があり、血清鉄濃度は真昼に高くなり、真夜中に低くなるという特徴があります。この鉄代謝の特徴は、夜にかけて症状が出現し、悪化するむずむず脚症候群の日内変動と関係していると考えられています。
3.遺伝子:むずむず脚症候群患者の家族内にはむずむず脚症候群をもつ者が多いという報告や、特に早期発症のむずむず脚症候群では明らかな遺伝子的発症要因が関与しているという報告があります。
むずむず脚症候群を合併しやすい疾患
上記の原因から鉄が不足する疾患とドパミン機能障害ではむずむず脚症候群を合併しやすくなります。つまり、下記の疾患が疑われる場合もあります。
1. 貧血・鉄欠乏症
2. 腎障害
3. 神経障害
4. パーキンソン病
5. 甲状腺異常
6. 妊娠
むずむず脚症候群を悪化させる生活習慣、薬剤
喫煙
飲酒
カフェインの過剰摂取
ドパミン阻害薬、選択的セロトニン受容体再取り込み阻害薬(SSRI)、三環系抗うつ薬
日常生活に支障が出るようであれば、治療が必要となります。専門医を受診しましょう。
むずむず脚症候群だと診断された場合、症状が起こりやすい状況を避けることも、治療のひとつとなります。
カフェインやアルコールの過度な摂取は控え、禁煙する、鉄分が不足しないような食事を心がけるなど、生活習慣を見直しましょう。
また、日中に軽い運動をする、疲労をためすぎない、寝る前に脚のマッサージをするということなども、症状の軽減につながります。
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