中野区・東中野・中野坂上・エリアの整骨院【飛翔整骨院】の災害時の対応、クラッシュ症候群について

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災害時の対応、クラッシュ症候群について

■2014/09/01 災害時の対応、クラッシュ症候群について
今日9月1日は防災の日です。

そこで今回は、地震や台風、竜巻、土砂災害などの災害時に起こりやすいけど意外と知られていないクラッシュ症候群について書きます。

クラッシュ症候群は、がれきなど重いものに腰や腕、腿(もも)などが長時間挟まれ、その後圧迫から解放されたときに起こります。

がれきの中から救出された時には元気だったのに、数時間後に急変して亡くなってしまうことがあります。1995年1月17日の阪神・淡路大震災では、がれきの下に埋まった状態から救出された人が数時間経った後に症状が急に悪化し、死亡した例が多数ありました。

クラッシュ症候群が起きる原因は、

がれきなどの下敷きになって筋肉が圧迫されると、筋肉細胞が障害・壊死を起こし、それに伴ってミオグロビン(たん白質)やカリウムといった物質が血中に混じり毒性の高い物質が蓄積されます。

その後救助される時に圧迫されていた部分が解放されると、血流を通じて毒素が急激に全身へ広がり、心臓の機能を悪化させて死に至る場合が多いようです。たとえ一命をとりとめたとしても、その後腎臓にもダメージを受け、腎不全で亡くなってしまう場合もあります。


以下に当てはまる場合はクラッシュ症候群を疑ってください。
  • 2時間以上にわたり腰、腕、腿などが、がれきの下敷き状態であった
  • 軽度の筋肉痛や手足のしびれ、脱力感などの症状がある
  • 尿に血が混じり、茶色の尿が出る
  • 尿の量が減る
クラッシュ症候群を防ぐには、より早い救助が必要となります。しかし、がれきに挟まれて長時間救助できない場合には、むやみにがれきの下から救助することは最善の策ではありません。

そのような現場に遭遇したときは、むやみにがれきの撤去は行わず、「レスキュー隊が必要だ」と周りに知らせ、119番してもらいましょう。

そして、負傷者に声をかけて励まし、体温が低下しないように毛布などで保温しましょう。

また、軽度の圧迫により自分たちの力で救出できたとしても、病院搬送時に、圧迫されていた時間、どの部分が、何(もの・重さなど)によって圧迫されていたかを分かる範囲で必ず伝えてください。その情報を基に搬送先の医師は、より適切な判断・対応ができ、より多くの命を救えることにつながるのです。




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