座っている時足を組むのがくせになっていませんか？
本来足を組んで座ることは、体を歪めてしまうのでつらい姿勢のはずなのですが、足を組んだ方が落ち着く、安定すると感じる方がけっこういらしゃいます。
では、どうして足を組んでしまうのでしょうか？
心理的要因と肉体的要因があるようです。
心理的要因は組み方によって違い、きつく組んでいる時は緊張や警戒している状態、ゆるく組んでいる時はリラックスしている状態、細かく組み替えるのは落ち着かない状態などと分析されているようです。
肉体的要因としては、体の重心を調節するためと言うのが主な要因になっています。からだにゆがみがある場合や椅子の高さがあっていない場合などに安定した重心を保つために足を組んでしまうのです。
足を組むことで様々な体への影響があります。
足への血流や神経の流れが悪くなる。
骨盤が歪み、腰痛、ヘルニア、肩こりの原因になる。
骨盤、股関節、脚に強い負担がかかるので、Ｘ脚やＯ脚になりやすくなる。
筋力（特に内転筋、中臀筋）が衰える。
実は、からだの歪みや筋力の衰えについては、足を組みたいと思った時にはすでに始まっています。
足を組むことで重心を安定させ、日常化してしまうとからだの歪みは固定化され、筋力はさらに低下してしまいます。
あなたの将来のために足は組む癖は治すことをお勧めします。
歪んでしまっているからだ、衰えている筋肉は、治療や体操で治しましょう。
そして正しい姿勢を心掛けましょう。
足を組む癖になってしまっている人は気が付いたら下ろしましょう。
椅子の高さの調節が可能であれば、足をおろしてちょうどかかとがつく高さに調節しましょう。
始めはとても違和感があるかもしれませんが、正しくからだのバランスが整ってくれば３ヶ月ぐらいで足を組みたくなくなります。
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飛翔整骨院
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