昨日、2015年のノーベル医学・生理学賞を、微生物が作り出す有用な化合物を多数発見し、医薬品などの開発につなげた北里大特別栄誉教授の大村智氏が受賞されたと言うニュースが報道されました。
大村氏が見つけた化合物は熱帯地方の風土病の薬などで実用化、医療や科学研究の発展に大きく貢献した功績が評価されたということです。
具体的には、1975年、静岡県内の土壌中で見つけた新種の放線菌から、寄生虫や昆虫をまひさせる機能を持つ抗生物質「エバーメクチン」を発見。この化学構造を改良し、米製薬大手メルクが家畜の寄生虫駆逐剤「イベルメクチン」を開発しました。
その後、この薬剤は1982年、アフリカなどの風土病である「オンコセルカ症」にも極めて高い有効性を持つことが判明。メルク社が治療薬として製品化しました。
オンコセルカ症は河川盲目症とも呼ばれ、線虫の幼虫が目に侵入して発症します。途上国では失明の主な原因となる恐ろしい病気ですが、イベルメクチンによって症状の悪化を防いだり、感染を防いだりすることが可能になりました。
イベルメクチンは世界保健機関(WHO)を通じ、アフリカや中南米などで延べ10億人以上に無償提供され、多くの人々を失明の危機から救いました。
イベルメクチンは他の寄生虫やダニによる感染症の薬としても広く使われています。
また、大村氏は多くの機能を持つ化合物を微生物から400種類以上も発見したことでも知られています。
素晴らしい功績ですね。大村先生、ご受賞おめでとうございます。
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