筋トレやスポーツをした後に筋肉疲労を感じた時「乳酸がたまってる」と言いますよね。
乳酸が疲労物質であると言う誤解が長い間されてきました。
実は乳酸は疲労物質ではなく燃料なのです。
乳酸は、糖が分解されてできる有機化合物の一種です。急激な運動を行うと筋肉の細胞内に蓄積することから、以前は筋肉疲労の原因物質と考えられていました。
しかし、近年、乳酸が疲労による筋収縮の低下を防ぐなど、全く逆の作用があることがわかり、その働きが見直されています。
筋肉は、速い動きを生み出す「速筋」と、持久力がある「遅筋」という2種類の線維でできています。短距離走のような激しい運動では、主に速筋が糖を分解して、素早くエネルギーを作り出します。この時にできるのが乳酸です。
一方、マラソンのように長時間の運動では、主に遅筋が酸素を取り込み、できた乳酸をじわじわと燃焼させ、二酸化炭素と水にしていきます。
乳酸の燃焼によって発生するエネルギーは、解糖の約20倍もあります。
たとえば、ウォーキングやジョギングのようなゆっくりとした走りは、乳酸を燃焼を燃焼させることで糖を節約して長時間の運動を可能にします。一方、激しい運動は、速筋が強く働いて解糖が急速に進むため、乳酸の燃焼が追いつかず、大糖を使うのですぐ疲れてしまうのです。
では、疲労の原因は?
現時点では、FF(ファティーグ・ファクター)と呼ばれるタンパク質と考えられているようです。このFFによって脳に疲れたという信号が送られ、細胞の機能を低下させます。このFFは蓄積すると細胞死が促進されて、生活習慣病を引き起こす原因にもなると言われています。
疲労の解消するには?
FR(ファティーグ リカバー ファクター)と呼ばれる物質を体内に増やすことです。FRはFFが体内に現れると機能し始め、傷ついた細胞を修復、FFを除去する作用があります。
FRを増やすには?
軽い運動と安静
いわゆるクールダウンと言われる軽い運動のあと安静にします。
入浴
41度以下のぬるめのお湯に10分ほど浸かります。
食事
FRは「イミダゾールジペプチド」というアミノ酸化合物を摂取することで増やすことができます。鳥の胸肉や魚の赤身(カジキやマグロ、カツオなど)豚ロースなどに多く含まれています。
睡眠
FRを増やすうえで最も必要なのは睡眠です。
起きているとそれだけで脳を使ってしまいどんどんFFが増えていきます。
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