喉や鼻の奥の調子が悪く、頭痛、めまい、肩こりがする場合「上咽頭炎」になっている可能性があります。
上咽頭とは、鼻とのどの間の奥にある粘膜の部分です。ウイルスや細菌の影響で、風邪や体調不良時に炎症が起こりやすくなります。のどの痛みや痰がからんんだような不快感を伴います。
上咽頭炎は、このよに非常に見にくい場所に位置しているので治療が遅れることが多々あります。そのため、
気づかない間に｢慢性上咽頭炎」へと進行してしまうことがあります。
慢性になると発熱もあまりなく、症状もひどくない場合が多いので不快感はあるものの、そのままにしてしまいがちです。
しかし、隠れたところで炎症が続けば、体内では常に免疫が働いている状態です。慢性的に起こる炎症を身体が対処しようとして免疫機能を常に働かせている状態のなります。やがて、免疫機能も疲労により働きが低下し、頭痛、肩こり、耳鳴り、めまい、目の奥の鈍痛といった不調が現れます。
アレルギーや蓄膿症の方は症状が悪化しやすく注意が必要です。
上咽頭に痛みや不快感を感じ、それが長く続くようなら耳鼻咽喉科の受診をお勧めします。
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