おやつやお酒のおつまみとして美味しいナッツ！
でも、カロリーが高いので控えている方も多いのでは？
実は、ナッツには食欲を抑える働きがあるため、食べ過ぎなければ1日単位で考えると、総摂取カロリーは低くなる傾向があります。
ナッツはひと粒の50～60％が脂肪分なので、脂肪が多くカロリーが高いのは事実です。
しかしナッツの脂肪分は、身体にいいとされる不飽和脂肪酸。善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らすオメガ3と、コレステロール値の低下や、生活習慣病の予防に効果的なオメガ6が含まれています。
また、脂肪分のほか、炭水化物やタンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維が多く含まれるので、適度な量を食べれば美と健康にいい効果が期待できます。
さらに、オーストラリアと米国の大学の共同研究では、「ナッツ類である、アーモンドを間食で食べると、血糖値の上昇度合いを抑えてくれる」ことが分かっています。
「ナッツ」には、色々な種類がありますよね。
栄養・健康成分も、それぞれの種類のナッツによって異なっています。
以下は主なナッツの特性をまとめています。
自分の体調にあわせて食生活にうまく取り込みましょう。摂取する目安は1日50ｇです。
●マカダミアナッツ
マカダミアナッツには、すい臓を守り糖尿病を予防するパルミトレイン酸が豊富に含まれています。また、
肝臓の資質代謝も促進してくれます。
●くるみ
心疾患や脳血管疾患のリスクを低減させる、「オメガ３脂肪酸」の含有量がナッツの中ではダントツの１位です。さらに、くるみは血液をサラサラにしてくれます。
●カシューナッツ
カシューナッツは、毒素を排出してミネラルを運んでくれます。また、トリプトファンやロイシンなど必須アミノ酸も多く含まれており、疲労回復におススメです。
●アーモンド
アーモンドは、
活性酸素から体を守るビタミンEが豊富で、食物繊維も多く含まれており、コレステロールの吸収もブロックしてくれます。
●ヘーゼルナッツ
ヘーゼルナッツは、不足すると、怒りっぽくなるカルシウムや、イライラ解消に役立つビタミンB1が多く含まれています。
●ピスタチオ
ピスタチオには、塩分（ナトリウム）の排出を促すカリウムが豊富で、高血圧を防いでくれます。塩分のとりすぎによるむくみも改善することができます。
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