交通事故は後遺症が残りやすいので、専門家による徹底的な治療をお勧めします。
交通事故の中で最も多いけがは、むち打ち症(頸椎捻挫)ですが、受傷直後はあまり症状が出ないことが多いので、病院でレントゲンをとっても異常なしと言われるのが殆どです。
頸椎の捻挫や筋肉・神経などの軟部組織の損傷はレントゲンに写りません。しかし、あきらかに組織は損傷しています。そのため首の痛み・運動痛および運動制限、後頭部・背部・肩・腕にも痛みやしびれが出現します。時には、硬膜が傷つき脊髄液が減少することで頭痛・吐き気・めまい・上肢のしびれを伴うことがあります。
症状が軽滅した=治癒とは限りません。治療が中途半端であったため、後々後遺症が残る方が大変多いのです。交通事故治療で大事なことは「少しでも早く治療を開始すること」「症状にあわせた治療で最後まで治療しきること」です。
後遺症でお悩みの患者さまもご相談下さい。
むち打ち症の初期の段階では炎症を起こすことが多いので、特殊な治療器による炎症の改善・疼痛の軽減・組織修復の促進とカラーやテーピングによる安静を保ちます。
炎症が治まった段階で身体のバランスを整え、血流を促すことでダメージを受けた組織の修復を促進して早期回復を目指します。
組織の回復状態を確認しながら、硬くなったり弱くなった筋肉をストレッチや運動療法などによって交通事故に遭われる前の状態に戻していきます。
自賠償保険適用の場合は、患者さまの負担はありません。