インフルエンザが年明けから流行しています。
風邪・インフルエンザの予防と言ったら、手洗い・うがいが基本ですが、外出時にマスクを付けて予防している方も多く見受けられます。
ところがこのマスク、風邪やインフルエンザに予防に効果がないと言う説と効果があると言う説があります。
実際にはどうなのでしょうか？
ウイルスは大変小さなものなので一般的なマスクは通り抜けてしまうようです。また、上下や横のすきまからも入ってきます。
では、マスクをする意味はないのでしょうか？
まずは感染者にたいしての効果
風邪やインフルエンザは感染者が咳やくしゃみをした時につばなどと一緒にばらまかれる飛沫感染によってうつっていきます。感染者がマスクをすることで、ばらまかれるウイルスが確実に少なくなります。
次に感染者でない方にたいしての予防効果
人間の体にはもともと細菌やウイルスを追いだす仕組みが備わっています。ノドや鼻の粘膜には繊毛(せんもう)と言うものがあります。健康な粘膜では、繊毛の動きが活発で体内に異物が入っても、すぐに外に運ばれます。
しかし、冬場は空気が乾燥しているのでノドや鼻の粘膜も乾燥し繊毛の動きが悪くなります。
マスクをすることで、保湿され繊毛の動きをしっかり保つことができるので予防効果が期待できます。
また、ウイルスのついた手で鼻や口を触ると感染リスクが高まるのですが、人は無意識のうちに鼻や口の周りを触っています。
マスクをしていれば、無意識に鼻や口を触るのを防ぐことが出来ます。
つまり、マスクにの予防効果はゼロではないと言えるようです。
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